先日、IDAHOMESのギャラリーよりほど近い、王子動物園の夜桜通り抜けに行ってきました。
コロナ禍になる前は、毎年春になると恒例行事のように会社帰りに立ち寄っていたこともあって、この2年は中止となっているのを、どこか寂しく思っていました。
「今年は開催されるのかな…」と思っていたところ、商店街で夜桜通り抜けのポスターが貼っているのを見かけ「今年こそは!」と、感染対策を行いながら参加してきました。
久しぶりの開催ということもあってか沢山の人が訪れていましたが、桜を歩きながら見て楽しむというイベントということもあって、人の流れも比較的スムーズ。活気を感じながらも、ちょうど良い体感でした。
通路の両側に植えられた桜がトンネルのように連なって出迎えてくれます。
日中に見る桜とはまた違った、ライトアップされた幻想的な桜は、見上げると迫ってくるような迫力もあって、見ごたえがあります。
通り抜けの途中には小さな遊園地もあって、そのレトロな雰囲気はどこか懐かしさもありました。
夜桜通り抜けのラストを飾るのは、旧ハンター住宅。最後のみどころです。
旧ハンター住宅は、神戸に現存している異人館の中では最大規模のものの一つといわれています。
装飾が施された淡いグリーンの外壁に、白色のひし形が模られた窓枠がアクセントになっている建物が、鮮やかなピンク色の桜と共に目に飛び込んでくる光景は、どこか西洋の絵画のよう。
日本の春を象徴とするような桜が、西洋を思わせる異人館と交わっている姿は、なんだか神戸らしい春の風景だなと思ったりも。
今年の夜桜通り抜けは4月5日(火)で終わってしまいますが、王子動物園の桜はちょうど今が見頃です。
日中は元気いっぱいの動物たちにも会えますし、お花見も兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか?
担当:事務