こんにちは。
だんだんすっきりとした秋の雰囲気も感じられるようになってきましたね。
最近、重い腰を上げて、家族総出で家の倉庫の大掃除をしました。
祖父母が結婚してから住んでいる家なので、父の幼少期の物などかなりすごいものがたくさん出てきました。(もったいなくて捨てられない・・・)と私は心の中で思っていました(笑)
大掃除をしている時って、懐かしいものや面白いものを見つけるとそれに集中して手が止まってしまうのはあるあるですよね。
その中で、私の掃除の手を止められたお宝を発見しました!
見つけたものは、1970年の日本万国博覧会のチケットやパンフレット!
51年前の貴重な掘り出し物を前に、歴史好きな私はとてもテンションがあがりました。
チケットを見ると、とても現実味があります。父が小学生の時、祖父と一緒に行った時のだそうです。
雑にちぎってある入場券や、日付の入ったハンコを見るだけでもわくわくします(笑)
そして私が特に感動したのが、万博内の地図です。
横130cm×縦72cmほどの大きな地図です。
今はエキスポシティになっているエキスポランドも描かれています。
これ、、約50年前だし、もしかして手書き?!と思い、自然と見入っていました。
ネットで調べると、 「手書き」の絵地図としては最高傑作 だと言われているそうです。
やはり手書きだったのですね。。
本当に綺麗すぎて、手書きだとは信じられないぐらいです。
今、図面作成やイラストでの資料作成などはパソコンで作るのが当たり前になり、「パソコンやソフトがないと出来ない」と私は勝手に思い込んでしまっていました。
またネット記事を見て驚いたのは、会場の工事と同時進行で作成されていたとか。
ただ地図を作るだけではなく、誰もが見やすい図、完成イメージの想像力。この51年前の地図から大切なメッセージを受け取った気がします。
これは家宝として、私が大切に保管して受け継いでいきたいと思います!!
現在は51年前の面影がない万博公園も、本当にこんなに賑やかだったんだと、少しタイムスリップしたようで、大変な大掃除の中での束の間のわくわくしたお話でした。
担当:設計