テレワークで運動不足の今日この頃。体を動かしたくて6月入ってから久しぶりに山歩きに行ってきました。新型コロナで自粛していたのでほんとうに久々です。
今回は北神急行の市営地下鉄化の情報を目にしたこともあって、新長田の自宅から市営地下鉄を使って有馬方面へ行ってきました。
行きのがらがらの電車の車中でルートを思案していると、面白い名前の山を見つけたのでふらっと終点1つ前の有馬口駅で電車を降りて、行き当たりばったりの登山行を開始しました。
1時間強の山行はだらだらと続く直線的な急斜面でちょっと辟易しましたが、もうすぐ頂上というところでとても雰囲気のある巨木に出会って、今日の山歩きもすべて報われたような気持ちになりました。
こちらは9本の株立ちで、株立ち好きにはたまらないフォルムだったのですが、このすぐ近くにも7本の株立ちの老木や朽ちかけの奇木があったりして、霊感の全くない私でもこの周辺に何か神聖な雰囲気を感じてしまいました。
その後の道程で出会った初老の男性(この日山中で出会ったのは3人だけ!)が、その木がマザーツリーという幹廻りが6m以上ある有名な巨木であることを教えてくれました。
帰宅後にネットで調べると樹種はアカガシで、幹周で六甲山NO.2とのことでした。六甲山系の山中に巨木というのは私の行動範囲では記憶にないのですが、運良く残ったそういう木を探して歩いてみるのも面白いかもしれないと思った今回の山行でした。
都合5時間の山行の帰りは有馬温泉の商店街を通り抜けたのですが、私が訪れた日は開いているお店がほとんどなくて寂しかったです。これからなんとか頑張ってほしいと思います。私も次回は金泉に入りたいと思います。
担当:設計