こんにちは。兵庫・神戸注文住宅IDA HOMESのHaseです。
ここ数週間、出かけにくく外出を控える週末が続いています。
こんなに、のんびりと家に居る休日も最近無かったな~と思いつつ「今こそ、入会したまま使いこなせていなかったアマゾンプライムの使いどころでは!」と、何か映画やドラマ作品を見てみようと探していると、前から気になっていた作品を見つけたので、今回はその話をしたいと思います。
その作品は、2018年に公開された映画「日日是好日」
黒木華さん演じる主人公の典子が、茶道を通じて成長していくストーリーで、典子が通う茶道教室の先生役を樹木希林さんが演じていることも話題になっていたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
私は茶道を習ったことがないので、序盤は初めて茶道を学ぶ典子と同じ気持ちになって「こんなに細かく動きや順番が決まっているんだな」「頭のなかがこんがらがりそう」などと感じながら見ていました。
何度も稽古を重ねていたある日、頭で順番や動作の意味を考えるよりも、自然と体が先に動いたことに嬉しさを感じる典子。「習うより慣れろ」とよく言いますが、何度も繰り返し練習していくことで体に染み付くことは誰しも大なり小なり経験があるかと思います。
そういう何か自分のなかで感覚を掴んだようなときの喜びみたいなものって、自信にも繋がるなと。そしてそういう瞬間は大人になるにつれて少なくなっているなと、改めて思ったりもしました。
典子にとって、茶道は誘われてはじめた習い事で趣味のひとつですが、続けていくことで茶道をしている時間が彼女にとって四季の移ろいに耳を傾け自然を感じ、心をすっと正して落ち着かせ、一歩前へ進むため充電をチャージするような大切なひと時になっていく。
典子が茶道とともに、日常を一日一日刻んでいくのを見届けながら「日日是好日」という言葉ってなんだかいいなぁ~としみじみ思いました。
毎日が良い日となるように努める。
今日も明日も明後日も良い日になるように、ほどほどに。
担当:事務