こんにちは!神戸注文住宅IDA HOMESの工務担当です。
今回は、現在私が使っているちょっと便利な電動工具(電動ドライバー)をご紹介したいと思います。
電動ドライバーと言うと多くの方は下の写真ような工具を想像されると思います。
しかし今回紹介するのは、昨年私が夏頃に購入して以来DIYや仕事において重宝しているこのドライバーです。
このドライバーを仕事で使用しているとお客様から「そのドライバー便利そうですね」とか「いいですね。ちょっと使ってみてもいいですか?」と声を掛けられたりすることもしばしばあったりします。
このドライバーはベッセル社製の電ドラボール220USBという充電式の電動ドライバードリルで、2018年の12月に発売されていたのですが、発売当初あまりにも売れすぎて生産が追いつかず、すぐに入手困難品となってしまい一時期定価の倍以上の値段で販売されているのを見かけたこともあるぐらいの大人気商品でした。(大人気なのは職人さん達の世界だけかな?)
それが発売半年後の昨年の夏頃に、やっと市場に安定供給されるようになったのか店頭でも普通の価格で見かけるようになり、私もやっと購入することができました。
このドライバー、メーカーの説明文では「電動アシストドライバー」と言うことで「早締めは電動モーターで、本締めは手動のドライバー感覚で」と謳っており、つまりネジをギュッと締めるまでのクルクルと回す手作業を電動でしてくれるドライバーです。(逆転もできるので長いネジをクルクル緩めるときも便利)
ただこのドライバーの一番のスゴイ所は、そのサイズ・軽さです。
従来の手回しのドライバーより一回り大きいぐらいで重さも若干重い程度で、一見普通のビット交換可能なドライバーといったところでしょうか。
この中にモーターやバッテリーなどが入っているのにも驚きです。
スイッチと連動して先端を照らすLEDランプもついていて締め付け時にビット側を照らしてくれて暗い所でもとても便利です。
またUSBケーブルでの充電式で(説明書によると満充電で約40分使用可能)使用時はコードも無く普通のドライバーと同じ感覚で使用できます。(先端部分が摩耗した時も交換可能です。本来の用途とは異なりますがドリルビットをつければベニア板に小さな穴ぐらいなら空けることが可能です。)
ただ本格的な木工DIY等での長い木ビス打ちには、パワー・トルクが少ない為(5mm径の錐を装着して実験→2x4材38mm厚をなんとか貫通できる程度でした。下穴無し・電動のみではビスを全部打ち込んでいくことは無理)不向きです。
そういう時は冒頭の写真のような電動ドライバー・インパクトドライバーを使用した方が良いでしょう。
しかしパワーをあまり必要としない組み立てネジ式の家具等を組み立てる際や手回しドライバーしか入らない奥まった狭い所、またはパワーがありすぎると困るような小さな部品の組み立て等ではネジの仮締め・早回しから本締めまでをこのドライバー1本で手軽に行えるのですごく重宝するでしょう。
一度も電動工具を使ったことの無い人でも普通のドライバー感覚で気軽に使えて値段も電動工具としては求めやすい価格(現在3千円前後で販売されているショップもあるようです。)
なので興味のある方は是非一度使ってみてはいかがでしょうか? 便利だと思いますよ。それではまた!(ちなみに私はこのメーカーの回し者ではないですよ。笑)
担当:工務
これまでの『DIYな日々』シリーズはこちら
その① スツールを作ってみました!
その② マガジンラックを作ってみました!
その③ 道具のメンテナンス
その④ 吊戸棚製作
その⑤ ちょっと便利なDIYグッズ
その⑥ ロープの加工