こんにちは
このDIYな日々シリーズもいつの間にか6回目となりました。
今回はロープに関しての小技を紹介したいと思います。
わたしは仕事柄、積み荷の固定や安全柵代わりにしばしばロープを使うことがあるのですが必要な長さを切り取って使う場合、
写真のように端部がすぐにほつれてきてしまいます。
よく見かける対処法としましてはポリロープの場合端部を炙って固めてしまうか、端部にビニールテープなどを巻く等の方法です。
私も昔は同じようにしていましたがある時、職人さんから編み込むことによってほつれを防止する方法を教えてもらい今はその方法をよく使います。
取りあえず家にあるロープで試しに編んでみました。それがこれです。
編んであるロープの端部を数センチほどいて折り返して編んでいく方法です。
この方法だとロープ自体を編み込んであるためテープ固定や炙って固定するだけに比べてほつれることがほぼありません。
最後に編み終わりの部分に熱収縮チューブをかぶせて熱を加えて完成です。
慣れるとそんなに難しくは無いです。
バックスプライスという編み方です。
この編み方の応用としてロープの先に輪っかを作るアイスプライス(薩摩編みともいう)という編み方や、
ロープ同士を編み込んで繋ぐショートスプライスという編み方があります。
今回のテーマはロープを使うことの無い人にはあまり必要ない知識かもしれませんが知っていて損は無いかと思います。やってみると結構面白いですよ。
編み物が得意な方は上手にできるかもしれませんね。
興味のある方はインターネットでそれぞれの編み方名を検索してもらえれば詳しく編み方を教えてくれる動画が多数ありますので参考にしてみてください。
それではまた!
担当:工務