先月17日で、阪神・淡路大震災から24年がたちました。
当時、西宮に住んでいた私は、まだ5歳の小さな子供でしたが、地震の大きな揺れに驚き目を覚ましたこと。家具や家のなかの様々なものが倒れ、食器やガラスの破片などが飛び散った床を両親に抱えられながら家の外へ出たこと。向かいの家に一人で住んでいたおばあさんの家の玄関の扉が壊れてなかなか開かず、父が血相を変えて必死に呼びかけ扉を開けようとしていた光景を忘れることなく今でも覚えています。
あの日、多くの家屋が倒壊し、尊い命が奪われる悲劇に見舞われました。
そして今回ご紹介するSE構法が生まれる大きなきっかけとなったのは、この阪神・淡路大震災。「大地震でも絶対に倒れない木造住宅を日本中に広めたい」という理念で開発されました。
IDA HOMESでは、神戸にある工務店だからこそ、地震や台風、火災などの災害に強く、あの日のような被害を二度と繰り返さない家づくりをすることの重要性を感じています。
SE構法では、強度が高く品質の安定した構造用修正材を採用し、数値に裏付けられた構造計算を行うことで〈優れた耐震性能〉を。また木造でありながらラーメン接合の強さを、耐震壁も在来の壁に比べて2倍以上の強さを持つことで〈自由度の高い空間〉を実現。
そうした優れた耐震性能で安全を確保しつつ、自由度の高いデザイン性を重視した家づくりを可能にするSE構法は、IDA HOMESの家づくりの考え方と大きく一致しています。
そんなSE構法を採用した、IDA HOMESの家づくりを、施工事例にてご紹介しておりますので、是非ご覧ください。
大きな壁が豊かにする家
幹線道路の北側に位置し、音・プライバシー・光・風を大きな壁が解決させたお住まい。
延床面積:232.03㎡(70.18坪)
敷地面積:199.64㎡(60.39坪)
竣工年月:2017年7月
山の季節がある家
綿密な構造計算で実現したダイナミックなガラスの大開口が、LDKに息をのむような眺望を実現したお住まい。
延床面積:211.98㎡(64.1坪)
敷地面積:185.30㎡(56.0坪)
竣工年月:2015年4月
ながめの良い家
間仕切りのない広々としたLDK、車2台分がゆったり停められるビルトインガレージを叶えたお住まい。
延床面積:189.21㎡(57.23坪)
敷地面積:165.11㎡(49.94坪)
竣工年月:2016年5月
担当:事務