外国人の私は、以前から「昔の日本の方の生活状態を知りたい」と思っていました。
歴史を知るなら、本で確認するよりもできるだけ当時の暮らしを
確認できる展示を確認することが一番良いと考え、万博記念公園では「EXPO’70パビリオン」が見学できるため、
家族と一緒に万博記念公園に行ってみることにしました。
まずは当時の会場のジオラマの模型です。
次は鉄鋼館の会場内部です。
EXPO’70パビリオンのホームページには、‘博覧会当時は、ホール全体が巨大な楽器にたとえられ、天井、壁、床下に1008個ものスピーカーが
配置されていたそうです。
このスペースシアターのホール内部はガラス越しにのみ公開されており、模型が配置されています。
模型の上には、ホールで使用されていたスピーカーの一つを展示し、万博当時に使用された音楽の一部を流しています。
当時の迷い子は4万8139人、尋ね人12万5778人、これは凄く面白い統計数字ですね。
入場人数は6421万8770人、もちろんゴミも19353トンがあります。
EXPO‘70パビリオンの展示。万博全体模型。
アジア初の万国博覧会となった大阪万博。
この時代の日本が活気に溢れ、熱い学生運動が起こり、これからの「未来」に希望と情熱を持った時代の万博。
きっと「21世紀はこんな感じなんだろうな」と様々な夢がふくらんだ時代で、
その思い描いた“未来”=万博の展示場を訪れることができてとても良かったと思います。
担当:設計