先週末8/25(土)に、IDA HOMESでは初の試みとなる「木工教室」を開講いたしました!
記念すべき第一回目は、建築現場の端材を使ったスツールづくり。
お盆前に木工教室の開講を、DM・ホームページでご案内させていただいたところ、すぐに予約の定員に達してしまったほど、たくさんの反響をいただきました!(参加出来なかった方、すみません><)
台風の影響もあり天候を心配していましたが、当日は青空も見られテントを張った屋外での工作日和となりました。
朝10時にIDA HOMESのギャラリーへ集合していただき、スタッフよりスツール(椅子)作りの簡単な説明を行ったあとテントを張った特設工作スペースへ移動し、いよいよ作業開始です。
①スツール両サイドの脚フレームを作っていきます
木材のパーツを、インパクト(電動ドライバー)を使って、ビスを打って固定していきます。
普段触れる機会のないインパクトに、お子さまはもちろん親御さんも興味深々!最初は、みなさん苦戦している様子でしたが、大工や監督のアドバイスのもと、少しずつコツをつかみながらビスを打っていきました。
なかには「上手い!」と大工が感心してしまうほど、上達している男の子もいました!大人よりも断然、コツを習得するのが本当に早くて驚きです。
②ビス穴に木工用ボンドを入れ、上からこみ栓をします
いろんなところから「トンカン」「トンカン」と、かなづちを打つ音が聞こえてきます。
小さなお子さまの力では、なかなか最後まで栓をするのが難しく、そんなときは大人の出番!お父さま・お母さまに、力強く栓を打っていただきました。
そうやって、親子で力を合わせてものづくりをするのも親子木工教室の醍醐味です。
③ペーパー掛けをして平滑にしていきます
こみ栓をして突出した部分をのこぎりで切り、その上からペーパー掛けをして平滑にしていきます。
細かいところまで気を遣う丁寧な作業。監督も「ここをもう少しだけ削ってみよう!」「ここの削りがちょっと甘いかな~」と、ついつい仕事柄、仕上がりへのこだわりが出てきます。
また、脚の高さが微妙に合っておらずグラついてしまったときは、大工さんの出番!
プロの技で、手際よく調整していきます。あっという間に、脚が均等に揃えられグラつくことなくしっかりとした土台になると「お~~!」「すごい!」とその場から歓声があがりました。
IDAHOMES専属大工の職人技、さすがです!
④オイル塗装で仕上げ
オイルは、オークとウォルナットの2種類からお好きな色を選んでいただき、塗装していきます。
塗り残しが無いように「ここは塗れてる?」「そこ塗れてないんじゃない?」と親子で隅々をチェックしながら進めます。
塗装が終わったら、そのまましばらく置いてお好みの色や濃さにあわせて塗装面を拭き取って調節します。同じ色のオイルを使っていても、塗りの量や濃さ・時間によって仕上がりの色が変わってくるので、それぞれのご家族のカラーが出てくるのも面白いところ。
⑤生地を貼って、座面部分をつくっていきます
約10種類の布のなかから、好きな柄・色の生地を選らんでいただきました。
お子さまの好きな柄にするのか、はたまたお住まいのインテリアに合いそうな色をチョイスするのか。生地選びで、ちょっとした家族会議がはじまったり?(!)
また、柄入りの生地を選らんだ方は、設計士と相談しながら柄の配置場所を調整しつつ座面を包んだりと、思い思いのスツールが出来上がっていきます。
⑥スツールの完成~!!
そして、ようやくスツールが完成しました!!
出来上がったスツールの上に座って座り心地を試してみたり、となりのご家族が作ったスツールを見てみたりと、思い思いの時間を過ごしていただきました。
そして、みなさま全員のスツールが完成したところでギャラリーへ集まり、今日の感想などをひと家族ずつ一言コメントしていただきました。
お子さまメインの木工教室だったこともあり、コメントの時間はちょっとした発表会のような雰囲気に。
「予想通りのいすが出来た」「家族と力あわせて出来てよかった」「プロの大工さんと一緒に作れてうれしかった」「道具を使うのが難しかったけど楽しかった」「最初は電動ドライバーを使いこなせなかったけど、上達して綺麗ないすが出来た」などなど、うれしい感想をたくさん聞くことができ、親御さんも大工・監督もみんな笑顔に^^
親御さんからも「おもちゃでなく、今日は本物のトンカチを使えて子供が嬉しそうで良かった」「ノコギリやトンカチなどを使えて貴重な体験になった」「家に帰って妻にスツールを見せるのが楽しみです」などの感想をいただきました。
そんな、ほっこりとしたあたたかい締めくくりの最後はギャラリー前で全員そろっての集合写真!
お子さまたちが、手作りのスツールを横一列にならべて座っている構図が、とても可愛らしかったです。
ご参加いただいたご家族のみなさま。真夏日の暑さのなか長時間ご参加いただきありがとうございました。
「また木工教室に参加したい」という声もたくさんいただきましたので、社内で次回の開講を現在検討中です。また、日程等決まりましたらホームページやDMにてお知らせさせていただきますので、ぜひチェックしてみてください!