最近何かと耳にする”人工知能”。
私たちの暮らしに身近なものになってきました。
少し前になりますが、我家ではamazonが発売したスマートスピーカー”amazon Echo”を導入しました。
人工知能”アレクサ”に「アレクサ、タイマーかけて。」などと話かけると音声で応答してくれます。
「まだよくわかりません。」「これから勉強します」と応答がうまくいかないこともありますが手が使えないときに助かったり、日常を心地よくサポートしてくれます。パソコンかスマホ、インターネット回線があれば簡単にセットアップできます。
今は、音楽の再生・目覚まし・ニュースや携帯紛失時に変わりに鳴らしてもらったり、スケジュール管理などしか使用していませんが、スマホでいうアプリのような「スキル」と呼ばれるものを取り入れることでできることがぐんと広がります。
2歳の子供は、アレクサにピカチュウを呼んできてもらって歌を歌って遊んでいます。
子供達が大きくなる頃には音声で応答するのは当たり前になるんでしょうね。
料理レシピを教えてもらったり、タクシー配車、対応店舗も増加中で、スキル提供企業が増えることで想像もできないサービスが生まれそうです。
現在の機能でできるのかはわかりませんがドライブ中、手が離せない時に近くのコンビニを聞いたり、目的地を入力せずに「○○までの行き方を教えて!」と目的地を教えてくれたり、自動運転機能も加わり、そのまま目的地まで連れて行ってくれるようになるのかもしれません。
便利になる分、頭や身体が怠けてきそうなのがやや心配ではありますが、生み出したのも使いこなすのも人。
使い方・工夫次第で役立つものに変えていくのは人間の関わり方次第ではないでしょうか。
人材不足の穴埋め、高齢化社会・医療・福祉、育児分野等々、手が届かない部分の手助けとして活用できるものになることを期待しています。
このAI、住宅の分野でも導入は進んでいるようです。
対応した照明・鍵などとスキルを用意すれば「アレクサ、電気を消して。」と、スマホから遠隔でも操作できたりと今後”amazon Echo”、”Google home”のように、AI搭載商品が私達の暮らしに身近なものとなり、新たな快適や安心・安全を生み、なくてはならないものになると思います。
これから建築をお考えの方も設備機器ご検討の際は、AI対応のものも検討してみてもいいかもしれません。
担当:事務