11月になり秋も一段と深まり、朝夕の寒気が身にしみる時節になりました。
秋といえばいろんな秋が連想されます。
メジャーなところでは、読書の秋、スポーツの秋そして食欲の秋!
でも秋以外でこのような表現はあまり見かけないですよね。
そこでどうして秋なのか、なぜ秋だけなのか私なりに調べてみました。
まず、読書の秋。
人の集中力が高まるのは気温にして18℃前後だそうです。
これは秋の気温が丁度当てはまるということで、古代中国でも
「日が短くなった秋は過ごしやすく、夜に明かりをつけて読書をするには最適だ」
といった感じの漢詩が読まれたそうです。
日本ではこれを夏目漱石が「三四郎」という小説で紹介してから広まったそうです。
今では文化の日の前後2週間を読書週間として色々なイベントが行われているようです。
次に、スポーツの秋。
これは有名な話かも知れませんが、前回の東京オリンピックの開会式が10月10日でしたので、
10月10日は体育の日に制定され、秋は東京オリンピック=体育の日=スポーツの秋となったようです。
秋は空気が冷えていく季節なので、運動による体温上昇にも適しているようです。
最後に。食欲の秋。
夏バテで弱った体力を回復するため
冬に向かってエネルギーを蓄えるため
秋は様々な美味しい食材が旬を迎えるため
など色んな理由があるようですが、やはり個人的には3つ目の理由が一番ではないでしょうか(笑)
冬は寒さに耐えるために基礎代謝が上がるそうですが、そのために秋にエネルギーを蓄える本能が人にもあるようです。
といってもただ食べてるだけではダイエットの冬が来るのでご注意くださいね。
担当:工務