10月14日、今秋で14回目になる「六甲山系グリーンベルト整備事業」に参加してきました。
名前だけ聞いていると、なんだか大層な活動にも聞こえますが…
簡単に言えば、市街地に近い六甲山地の斜面に樹を植え、守り育て、
防災機能の強化と自然豊かな生活環境を作りだそうという活動です。
芦屋川の登山口から約1時間程度登った斜面地に弊社の担当するエリアがあり、
そこに半年に1度のペースで、下草の刈り取りと新樹の植え付けを行っています。
今年は弊社社員と日頃お取引をさせていただいている協力業者の方にも参加いただき、計20名ほどで行いました。
毎回思うのですが、日頃ほとんど運動をしていないせいか、
この1時間の山登りが年々キツくなってきています(- -;)笑
今年は特に暑かったこともあり、数分歩いては休憩、数分歩いては休憩と、とてもしんどく感じました。
刈り取り様の鎌やスコップ、苗木に添える木、水、もちろん今年追加する苗木を持ちながらの登山なので、
普通に登るよりかは大変ではあるのですが、中年軍団(笑)には「ここまでか!?」と思うほどきついイベントです。
とはいえ、山の緑や風の音、澄んだ空気を全身で感じることができるこのイベントは、
良い気分転にもなり、最終的にいつも満足して帰るのですけど…
担当エリアに着くと、さっそく半年間自由に伸びきった下草の刈り取りが始まります。
鎌や刈り込みバサミ、電動草刈り機を駆使しながら、一面をきれいに整備していきます。
六甲山の下草は主にネザサと言い、これらは繁殖力が強く、
あまりに繁殖しすぎると太陽の光を遮り、他の草木が生きられないそうです。
下草の刈り取りが終わると、今年追加する苗木の植え付けを行います。
今年はイヌシデ、エゴノキ、ミズキ、イロハモミジ、コバノガマズミの計 5種類の苗木を20本新たに植えました。
しっかり穴を掘り、添え木もして、せっせと運んできた水をあげて完了です。
社員はこれまで何度も行っているので、もう手馴れたものです。
根が張りやすい箇所を的確に見つけ、ものの5~10分ほどで植え付けます。
以前に植えた苗木の補強も行い、今回の活動は終了しました。
その後、昼食をその場で食べ、自然を満喫したところで、下山して帰りました。
私たちにとっては半年に一度の体力のいる植樹イベントですが、
きっとこの活動がこの神戸の街を守る大切な1歩だと信じてこれからも続けていきます。
住まいを提供する会社だからこそ、その街に暮らす人々の安全を守ることも、
大切な役割だと私たちは考えています。
担当:広報