かれこれ私も神戸市民になって1年が経とうとするのですが、
住めば住むほど面白い町だな~と思えてなりません。
元々、山に囲まれた場所で育った私にとって
山の上から見える景色といえば山に次ぐ山だらけ。
見渡す限り青々とした木々の光景が馴染み深いものです。
しかし、神戸は山にも海にも囲まれている町。
最近、山登りの面白さに目覚めつつあるのですが、
神戸の山は、登ると一方には町を隔てた海が見え、
一方には町の奥に山が聳えているのが見える。
山の周りの風景が多様であるからか、
登っていると、ここだけがどこか浮いているような不思議な感覚もあって。
そして驚いたのが、岩場の多い山であるということ。
芦屋付近からの六甲登山コースであるロックガーデンを筆頭に
山登りというよりロッククライミングに近いような岩場が神戸の山の随所に見受けられます。
その中でも私が一番驚いたのは、須磨アルプスの一角で“馬ノ背”というポイント。
馬ノ背は、横尾山を通過し東山との境目に位置する場所。
そこで目の前に広がるのは、日本ではないと錯覚する程の圧巻の光景。
一気にアドレナリンが放出し「ひゃー!」と、つい声にもなっていない声を出してしまった程。
「ここ神戸市ですよね?」と思わず疑いたくなりました(笑)
少し山を登ってみるだけで、非日常を体感出来る楽しさ。
ただ自然に触れる・気分転換程度の軽い気持ちで始めた山登りですが、
神戸にはまだ知らない様々な場所があって、実際に足を運んでみないと分からないことは
沢山あると改めて思えた機会となりました。
普段、日光に当るのを避け、人工的な室内レジャーを好みがちだった私ではありますが、
自然の壮大さにはやっぱり適わないのかもしれないな~と思い知った訳です。
8月を迎え、どんどん日差しも強くなり、外に出るよりクーラーのガンガンに効いた室内で過ごしたい~
なんて思いがちなシーズンに突入していきますが、思い切って暑さに飛び込んでみると、
その暑さの辛さを超える面白い何かが待っているかもしれません!!
担当:事務