先日熊本に”観光”として行ってきました。
目的の1つは熊本の現状を自分の目で確かめること。
そして2つ目は少しでも熊本に直接貢献できたら、という思いからです。
現在熊本は大地震の影響で観光客の減少が深刻化しています。
震災が起きたばかりなので、もしまた地震が発生して自分の身に危険が及ぶことになったら・・・
と不安になるのは当然です。実際、僕自身もそんな不安を抱えながら向かいました。
しかし、実際に訪れてみたらそんな不安もいつか消えていました。
街歩きをした際に出会ったお店を一件、そして熊本城の現在を少しだけご紹介します。
『塩胡椒』という洋食屋さん。
震災で屋根瓦が崩れ落ちているのですが、
ブルーシートで一時的な処置を施しながらも営業されていました。
中は低めの天井で落ち着いた空間となっており、料理はどれも美味しいです。
そして次は熊本城。
ニュースで熊本城の被害状況を上空映像でご覧になった方は多いかとは思いますが、
実際に訪れてみて、映像以上に被害は深刻でした。
天守の瓦、石垣などが崩れ、風が少しでも吹けば崩れてしまいそうな建物があったりと、
震災の爪痕がまだ生々しく残っていました。
募金という手段はとても効率的で有効です。
しかし、実際に自分のお金がどのように使われたのかは不透明な部分が多いですし、
何よりも現地の方たちと触れ合うことができません。
非効率かもしれませんが、現在の状況でも一人一人が観光に訪れることで
熊本に本当の活力が戻ってくるのではないかと思います。
ボランティアや復興支援といわれると、なかなか足を踏み込めない方でも、
是非”観光”として足を運んでみてはいかがでしょうか?
きっと、自分に何ができるのかが見えてくるかもしれません。
担当:設計