先日、知り合いが運営する「日本酒イベント」に行ってきました。
日本酒イベントといっても、ただ飲んだくれの集まりという訳ではなく、
地元の食材を肴に地元のお酒を地元の器で嗜むといったちょっと大人の集まりです。
毎月1回開催しており、ほとんど口コミだけで人が集まります。
飲食店の方と酒屋さんと雑貨屋さんのコラボレーションイベントなだけあって、
年齢も性別もさまざまで、開始時間にはすでに満席状態でスタートしました。
この日は、兵庫区の方で古くから続く酒屋さんが夏にちなんだ日本酒を用意していただき、
中には発売前(製造段階)に売切れてしまうような銘柄も特別にふるまってくださいました。
酒屋さんいわく、飲むときの室温や湿度、またおちょこの形、大きさが違うだけで、
いろんな味を楽しめるのが日本酒の醍醐味だそうで、大小様々なおちょこの中から、
その日その時のインスピレーションで選びながら試飲させていただくスタイルでした。
もちろん、来られている方の多くは生粋の日本酒好きの方ガ多く、
貴重な銘柄の登場に歓声があがったり、おちょこの飲み口の違いを真剣に会話したりと、
終始お酒と料理と器の話で盛り上がっていました。
料理も地元で農家を営む方の野菜や食材を使ったアラカルトが用意されており、
中でもミニトマトはフルーツのように甘くて大好評でした。
その日出される日本酒に合わせた味付けで考えられているようで、
確かに、あてとは思えないほど食事も進んでしまいました。笑
大小様々のおちょこと料理を盛り付けている器もすべて地元の方の作品だそうで、
このイベントの趣旨どおり、「地元を知って、地元を楽しむ」が満載のイベントでした。
こういうイベントにはちょこちょこ行くのですが、共通の趣味(今回はお酒)があるだけで、
初対面だろうが年齢が異なろうがすぐに馴染めてしまうのが、とても魅力的で素敵だなと思います。
ましてや、自分の生まれ育った街で開催されるイベントは、
どこか懐かしさもありながら、まだ知らないことへの発見にいつも心躍らされます。
みなさまも、たまには外に出て、知らない人と話して、
新しい発見に出会う機会をぜひ体験してみてください!
知らない自分が見えてくるかもしれませんよ。
担当:広報