先日、大阪梅田で行われた講習会に行ってきました。
「長期優良住宅化リフォーム推進事業・住宅省エネリノベーション促進事業」について、
という2つの事柄に対しての講習会でした。(かなり長い名前です。笑)
講習会の時間も10:00~17:30と長時間に及び、講習会が終了する頃にはもうヘトヘトでした。
その講習会の内容を触り程度ですが、新人営業の私がご紹介させて頂きます!
自分自身まだまだ知識不足な面がありますので、言葉足らずな部分はご了承ください。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
「長期優良住宅化リフォーム推進事業」とは、
国土交通省が推進している住宅事業のひとつです。
すごく簡単に言うと、リフォームやリノベーションを行うに当たって、
ある一定の基準をクリアすれば、国から補助金がもらえる、というもの。
その基準というのは、下記の6項目。
① 劣化対策
② 耐震性
③ 維持管理・更新の容易性
④ 省エネルギー対策
⑤ 可変性(共同住宅のみ)
⑥ バリアフリー制(共同住宅のみ)
この6つ(戸建住宅の場合は4つ)を、S基準やA基準と呼ばれる
基準値まで引き上げれば補助金がもらえます。
補助金の種類は、2通りあります。
■比較的難易度が易しい 「評価基準型(1)」 → 最大100万円の補助金
■難易度が難しい 「評価基準型(2)」 → 最大200万円の補助金
「評価基準型(1)」というのは、ある一定の基準を満たせばクリアでき、「評価基準型(2)」というのは、
全ての評価基準において、S基準を達成しなければクリアできません。
さて、先ほどから出ております「S基準」「A基準」ですが、ざっくり言うとこんな感じです。
S基準 → 新築の長期優良住宅と概ね同程度の性能をもっている水準
A基準 → 新築並みの性能には満たないが、一定の性能向上が見込まれる水準
ニュアンスだけでは分かりにくいと思いますので、詳しい基準概要については、下記URLをご覧下さい。
http://www.choki-reform.com/guest/doc/summary.pdf
また、補助金には補助率と補助限度額というものがあり、全ての工事費用が対象というわけではありません。
補助の対象になるのは、「性能向上の為に行った工事」もしくは「インスペクション(住宅診断)で指摘を受けた
箇所の改修工事」「外壁、屋根の改修工事」にかかった費用の1/3のみ。
要は、性能を上げるためにした工事の1/3の金額に対して補助金が支払われ、
尚且つ、最大100万円/戸(基準が全てS基準であれば最大200万円)までが補助の対象ということです。
単に、100万円の工事をしたから100万円の補助金がもらえるわけではなく、
住宅性能向上を目的とした工事内容でなければならないというわけですね。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
さわり程度で申し訳ないですが、講習の内容はこんな感じでした。
後は、申請書をどういう風に作成するのか、実績報告書の作成方法はどうするとかそういうことを勉強しました。
講習を受けての感想としては、
率直にお施主様にとってすごくメリットのある事だなと思いました。
それと同時に、営業である私たちが「長期優良住宅化リフォーム推進事業」というものを理解して、
お施主様にわかりやすく説明できるようにしておかないといけないな、という気持ちになりました。
この記事を見てご興味をもたれた方は下記をご覧になって下さい。
私の説明よりはるかにわかりやすいです。笑
http://www.kenken.go.jp/chouki_r/offer.html
http://www.choki-reform.com/guest/doc/summary.pdf
リフォームやリノベーションをご検討されている方は、補助金などをうまく使い、
賢くおトクに計画されてみてはどうでしょうか。
担当:営業