先日、弊社の新年会で久しぶりに神戸の塩屋に行ってきました。
「塩屋」と聞いてもピンとこない方も多いかもしれませんが、
明石海峡大橋の少し手前、海と山に囲まれたこじんまりした情緒溢れる街、それが塩屋です。
(あくまで、個人的なイメージですが…笑)
昔は外国の方がたくさん住んでいたそうで、今でも、山側を望むとたくさんの外国人住宅が建ち並んでいます。
中でも、旧グッデンハイム邸やジェームス邸は、結婚式場として使われるなど、異人館としても有名ですね。
そんな「塩屋」のもうひとつの特徴が“音楽”ではないでしょうか。
高台や路地裏、海辺などさまざまな場所で地域住民らが音楽を響かせる「しおや歩き回り音楽会」は、
このコンパクトな街ならではのイベントで、この日は街中が音楽に包まれるそうです。
150人の大行列が塩屋の町を練り歩き、いたるところで待ち構える出演者たちが、
演奏や合唱、ダンスなどを披露します。
突如、マンションの1室のベランダからギターを奏でたり、海岸沿いのテトラポットの上でトランペットを吹いたりと、
聞けば聞くほど面白そうな趣向を凝らした演出が待ち構えているそうです。
他にも、一見普通の雑貨屋さんの2階がライブハウスになっていて、朝から陽気な歌声が響いたり、
大きな異人館ホールを使ってピアノコンサートが行われたり、様々な音楽イベントが1年中開催されているのです。
何より、この街のイベントの良いところは、出演者と観客の距離がとても近く、
全員が「参加している」と思えるところではないかと思います。
私も何度かお邪魔したこともありますが、本当にアットホームな感じが伝わり、
飛び入り参加の私たちにも気さくに話しかけてくれ、何だか懐かしくもあり、嬉しい気持ちになります。
もう少し気候がよくなれば、細い路地を潮風が吹き抜けて、高台からは海が眺められるとっても素敵な街になります。
ちなみに、この街にある「ワンダカレー」さんは絶品です!
是非、一度遊びにいってみてください。
担当:広報