今年、私の本厄の年と言うこともあり、厄神さんへ足を運び、ご祈祷していただきました。
その中で、少し疑問に思ったことを調べましたので、ここへ書いてみたいと思います。
1.その年の満年齢に1歳足すのはなぜ?
現在の考えでは、生まれたとき0歳。誕生日を向えて1歳ですが、数え年の考えでは、
生まれたときが1歳で新年(1月1日)を迎えることに1歳加えるようです。
よって、通常41歳を迎える年(数え年42歳)が本厄のようです。
2.神社でいただくお札を南、もしくは東向きにするのはなぜ?
神棚も同じですが、神様が宿ると考えるものはみんな同じ考えのようです。
南は四方の中で一番太陽が降り注ぐ「明るさ」の象徴であり、「天子(天皇陛下)は南面する」
と言われているため。
また東は日が昇る意味もあり南面の次に日の当る場所と言う意味で南向きか東向きが吉とされているようです。
3.神社でお箸をいただきましたが、どう使う?
諸説あるようですが、普段使いで良いようです。
まず、口に物を運ぶ先は人のもの、もう片方の端は神様のものとして考えられていました。
使うことで神様に感謝を捧げる、人と神様を結ぶ”橋渡し”の道具ということだそうです。
4.厄払いと厄除けの違いはなに?
厄除けはお寺、厄払いとは神社での呼び方だそうです。
どちらでも同じで、宗教や風習によるそうです。
神事については様々な諸説があり、改めて日本という国を大変興味深く感じました。
建築工事にも神事がたくさんあり、次回は建築の神事について探ろうかと思っています。
担当:工務