今年は、東京オリンピックの新国立競技場とエンブレムの件が私にとって最も感心のある話題でした。
新国立競技場は二つのデザイン案が公表され、隈研吾氏のA案で決まりました!?
これがまたザハ・ハディド氏の案と観客席の構造が似てるらしく、
訴えられるのではないかとまたまた問題になっていますが。
なかなかすんなりいかないのが嫌ですね・・・
一般募集となったエンブレムは、私自身すごく気になるところです。
というのも、実は私も夜な夜な考えていたからです。
エンブレムの定義とはシンプルで解りやすくシンボリックとなるものだと思いますが、
佐野研二郎氏の問題で、考えた案が全てこの世のどこかに何かしら似ているものが
存在するだろうと考えれば考えるほど気になってしまい、線一つ引けない状態となり断念しました。
これは選ぶ方は難しいと思いますが、
日本だから「富士山」とか「桜」とかそんなありきたりなことを発想にしたものや
オリンピックとの結びつきが希薄と感じられるようなものは選んでほしくないと思います。
何かを考える。デザインする。って本当に難しいなと改めて実感しました。
本職の設計でもそうです。
プランを考えてると多々行き詰まる時があります。
散歩をしたり、周りの仕事っぷりをみたり、雑誌をみたりネットをみたり、
時には何度も何度も現場に行ったりし何かひらめく時を待ちます。
最近、若い後輩がプランをしたいのでお客様の要望を教えて
下さいと言って積極的にプランを考えている姿をみて感心させられます。
斬新だったり、それはないでというプランだったりし、設計各々の考え方やスキルの違いを
感じるときでもあり、とてもいい刺激になります。
そうやって相乗効果で弊社の設計レベルがどんどん上がっていけば、
本当に良い住まいづくりのお手伝いが出来ると確信しています。
因みに弊社の設計スタッフは個性派揃いです。
正直、地域の工務店レベルではないと思っています。
これから家づくりの計画を考えていらっしゃる方、弊社で一度ご検討してみて下さい。
これだと思って頂けるプランが出てくるかも!
担当:設計