先日、家族で陶芸教室に行ってきました。
電動ロクロを回したのはかなり久しぶりだったので、調子を取り戻すまでにずいぶん苦戦しましたが、
初体験の息子は、普段見ないロクロに興味津々で、終始前のめりに楽しんでいる様子でした。
焼き物が出来上がるまでの作業は教室の先生にお任せしていますので、
まだ完成品を手にはしていないのですが、どんな仕上がりになるのかプロの技を楽しみにしています。
実はこの陶芸、学生の頃からの趣味なのですが。
焼き物が出来上がるまでのそれぞれの工程で一喜一憂し、
何も無いところから形に残る“もの”を造ることの楽しみを知るきっかけとなりました。
自身の「ものづくり」に携わる原点と言っても過言ではありません。
一般的に建築工事で造っていく建物は現場ごとの一品生産となりますが、
注文住宅も例外ではなく、同じ建物は1つとしてありません。
お施主様こだわりの住宅を、何も無い更地から一つ一つ工程を丁寧に進めて形にしていく。
職人達と打ち合わせを重ねて、こだわりを持って完成を迎えた結果、
お施主様に喜んでいただいた時は監督冥利に尽きるものです。
土と格闘している息子の姿を眺めながら「ものづくり」の楽しさや難しさを再発見できた休日でした。
記事担当:工務課