モデルハウスは1階が鉄筋コンクリート、2階が木造の混構造となっています。
写真は1階の鉄筋コンクリート部分を形成する為の型枠工事になり、
化粧板や金物を使って組み立てていきます。
モデルハウスでは、メインとなる箇所の型枠には、化粧板ではなく杉板を使っています。
杉板を型枠として用いると、杉板のアクがコンクリートに染み出して、木目がコンクリートに写りこみます。
コンクリート打ち放しといえば、表情の無いものを想像されるかと思いますが、杉型枠を用いることで、木がもっている温かみと、
コンクリートのもつ重厚感、両方を併せ持った質感になるのです。
さらに、杉板1段ごとに2mmの段差をつけました。
段差でできる細い陰影が、さらにコンクリートの表情を豊かにしてくれます。
モデルハウスコンセプトはこちら→モデルハウス「空を囲む家」